2013年12月7日土曜日

2013.12.7(日) 案山子送り

 田んぼの学校主催の案山子送りをしました。8月に作って田んぼに立てた案山子を燃やして天に送り出す行事です。よく晴れて暖かく、風がなく、案山子送り日和です。12時半ごろから準備にも子どもたちとおやごさんが集まり始めました。食材を洗って切ったり、ホイルで包んだり、子どもたちがすすんで仕事をしてくれました。
 1時半ごろ、会場の広場で、子どもたちはかかしに送る言葉を短冊に書いて、立てられた枝にかけました。
 それから山田の中のかかしをOさんのハーモニカに合わせて歌い、Oさんがオーマイダーリンクレメンタインを奏で、そのあと、案山子たちに送るアブラハムの踊りをFちゃんのリードでおどりました。そして、Eさんが案山子をおくる祝詞を朗々とあげました。
 それから、案山子に火をつけて燃やしました。枯草などをくべて火を絶やさないようにしながら、ホイルに包んだ食材を投げ込みました。いろいろなものがほどよく焼けるまで子どもたちはしばらく遊びです。遊び指導に来てくれた若者たちと、3時すぎまで子どもたちが遊んでいる間に、大人は蒸した団子の種を篠竹につけたり火の番をしながら食材の焼け具合を確かめました。

 そして、3時過ぎに、全員が火の回りに集合し、食べました!
焼きミカン、焼きリンゴ、焼き大根、焼きかぶ、焼きいも、それに篠竹につけて火にあぶった篠竹もちとマシュマロ。とろけたマシュマロをはさんで食べるためのクッキーを持参した親子もいました。ピーマンを持参して篠竹につけて焼いた子もいます。お汁粉も食べ、おなか満杯。陽が沈みかけた4時ごろ、火もだいたいおさまり、無事案山子送りは終了しました。
 会場つくりで何人ものかたがたが事前に草刈や整備をしてくださいました。ご協力ありがとうございました。
by Ab

2013年8月14日水曜日

ドンガバチョとサンデー先生

ひょっこりひょうたん島、懐かしいキャラが農園の入り口に立っています。
作者はEさん。
by hana
写真掲示板から転載

かかしが立ちました

8/3
今年も田んぼの学校に参加している親子が、かかしを作りました。

by hana
写真掲示板から転載

2013年8月13日火曜日

2013.8.3案山子



 83日午後、子ども12人、大人12人が集まり、クルミの木陰で案山子つくりをした。
 Eさんが切ってくれていた長い竹を運んでくることから始まった。竹きり指導はNさん。骨組用の竹を切り、頭を作り、服を着せ、しっかりくみたてて、最後に顔を描く。そして名前をかいた布札をつけて完成。かわいい案山子、力づよい案山子、Eさん特製の竹かごのような案山子など、個性豊かな案山子が9体、田んぼの学校の田んぼの畦に立った。

 子どもたちは、自分で竹を切って穴をあけ、ひもを通して竹ぼっくりを作ったり、虫探しをしたり、案山子つくりのほかにも、活発に遊びを展開した。


2013年6月30日日曜日

2013.06.30 さなぶり

 
30日の昼からは、さなぶりです。Eさんがさなぶりについて解説してくださいました。
 そして、みなで大地を踏みしめ、目をつぶって音や風を感じ、雄叫びを発し、箕(み)にのせた、36本の稲苗にふれて、これからの稲の成長を祈りました(地元の伝統行事のさなぶりでは、箕に36本の苗を置いて神にささげるそうです)。
 ちょうどお昼、みなで作ったごちそうを食べました。子どもたちもモリモリと食べました。デザートのすももで食事会は終了。
 最後に、子どもたちが、自己紹介をしあってから解散しました。

  • 宍塚での「さなぶり」の様子は、「続聞き書き 里山の暮らし」P267に記されています。


2013年6月29日土曜日

2013.6.29~30 田植え


 4月半ばに種をまいた稲がだいぶ生長したので、6月29日、30日に田植えをし、30日の昼に田植え終了のお祝い「早苗振り(さなぶり)」をしました。
 29日は、朝紫(黒米の餅米)の苗を植えました。3歳になったばかりのUちゃんは、泥がいやで、最初は大泣きしていましたが、お兄ちゃんたちが、学校にも幼稚園にもこんなたくさんの泥はない、などといいながら田植えを楽しんでいる様子を見て、機嫌を直して下半身泥まみれになりながら、おかあさんといっしょにちゃんと田植えをしてくれました。 30日はまんげつもち(餅米)の田植です。苗代から苗を運んできて、一列に並んで植えました。大勢だったので、スムーズに進み、予定より早く植え終えることができました。
 一方で、さなぶりの準備をしました。黒米入りのちらし寿司と豚汁というメニュー。
 田植えを終えた子どもたちは、あちこちで遊びまわります。カルガモの卵を見つけた子たちもいました。
 そして、ゆでたジャガイモの皮をむいたり、海苔(のり)を揉み海苔(もみのり)にしたり、卵を割って炒り卵(いりたまご)を作ったり、料理でも大活躍してくれて、昼前にごちそうが完成。
 

2013年4月14日日曜日

2013.4.13-14 田んぼの学校

種まき


  • 苗代の畦に腰掛けて、3cm間隔にあけられた浅い穴に一粒ずつまきました。 
  • 親子が組になって、慎重に作業しました。どの穴にもちゃんとまけたことを確認してから、ふるってあった細かい土をその上に薄くまいて、軽く抑えました。
  • 13日の午後は開校式に参加した4家族が”まんげつもち”をまき、14日の午前には3家族が参加して、”朝紫”を蒔きました。

2013年4月13日土曜日

2013.4.13 たんぼの学校

田んぼの学校の開校式


  • 2013年度の田んぼの学校は9家族でスタートしました。
  • 4月13日午後の開校式にはそのうち4家族が参加。
  • くるみの木の下に座って及川理事長のあいさつ、今年の予定の報告などのあと、稲の種からどのように芽や根がのびていくか、予想をしてもらったりしました。
  • それから、稲を育てる田んぼと水路を見学し、田んぼの水がどこからきて、どこへ出て行くのか、どんなしくみで、水をふやしたりへらしたりするのか、確認しました。
  • そして、今が食べ時のせり、かんぞうなどをつみ、草花遊びもしました。
  • 家でも稲をが育つのを観察できるように、皆さん、種籾を持ち帰りました。


2013年2月25日月曜日

2013年度田んぼの学校の募集について

いよいよ、田んぼの学校の募集


  • 2013(平成25)年度の田んぼの学校の募集が3月10日(日)より、はじまります。
  • 今年は、不耕起農法で、種まきから始まりますが、開校は4月13日(土)の予定です。ふるって、応募してください。
  • なお、先着順となりますので、ご注意ください。
  • 詳しくは、募集要領のページをご覧ください。



2013年1月20日日曜日

2013.01.20 ならせもちと田んぼの学校の修了式

データタイトル:img20130123195811.jpg -(177 KB)

ならせもちと田んぼの学校の修了式 名前: 阿部 [2013/01/23,19:58:11] No.394

  • 1月20日(日)、農園付近で「ならせもち」と田んぼの学校の修了式を行いました。
  • ならせもちは、正月の地元の伝統行事。14日に紅白の餅をついて丸め、枝に繭玉のようにつけて臼などにくくりつけて土間に飾り、19日にはずして20日から食べるというもの。
  • よく晴れて風もなかったのだけれど、今回苦労したのが、へっついの火。気温が低く、まきがぬれていたためか、火勢よく燃やすのにとても時間がかかりました。
  • それでも、お昼前にはもちをつき始めることができました。
  • その間、子どもたちは遊び指導にきてくれた二人の若者と一緒にたくさん遊びました。氷で遊んだり、ぬかるみで泥んこになる子もいました。アブラハムの踊りや、もちつき手遊び歌もしました。
  • もち米がやっと蒸しあがると、お父さんたちが威勢よくお餅つき。
  • 一臼目は白いもち。できあがると子どもたちがどんどん丸めます。
  • 二臼目は黒米「朝紫」を入れた赤い餅。こちらは子どもたちも餅つきを体験しました。
  • そしてまちにまった昼食。あんころもち、きなこもち、地元の方々から教えていただいたお雑煮(鶏肉ねぎ、あぶらげ入り醤油味)、地元の方がもってきてくださったりんごのデザートまで、皆もりもりと食べました。
  • 昼食後、田んぼの学校の修了式。嶺田校長が今年度の田植えからの経過を振り返り、子どもたちに修了書が渡されました。
  • そのあと、それぞれが枝に紅白のもちをつきさして「ならせもち」にしました。その枝をもって記念撮影。たくさん遊び、おなか満腹、子どもたちは満足そうでした。
  • 子ども18人、高校生1人、大人27人総勢46人の参加でした。地元の方も来てくださいました。いろいろ力を貸して下さった皆様ありがとうございました。